中国の汚染大気を観測衛星が撮影

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中国のスモッグ
中国のスモッグ 全 3 枚 拡大写真

NASAは1月14日、地球観測衛星が撮影した、中国上空に漂う汚れた空気の画像を公開した。

【画像全3枚】

1月中旬、中国では、空気が最も汚れる期間を迎え、北京やその他の多くの街に居住する国民は、家に滞在するよう警告された。中国政府は工場などに排気ガスの放出を少なくするよう命令する間にも、病院は呼吸困難などを訴える患者の数が20から30パーセント増加する事態に直面したという。

人工衛星がこのイメージを撮影した1月14日時点で、北京のアメリカ合衆国大使館にある陸上センサーは1立方メートルの空気中に291マイクログラムのPM(粒子状物質 )2.5基準を計測。2.5ミクロン(髪の毛の約13分の1の幅)より小さな空気中を漂う微粒子(PM)は、人間の肺に侵入可能な小ささを持つので危険とされている。ほとんどのPM2.5煙霧体粒子は化石燃料の燃焼、または森林火災や農業的な燃焼などのバイオマスによって発生するものだ。

またこのイメージが撮影された時、北京の空気質指標(AQI:Air Quality Index)は341。AQI 300以上は全ての人間に対して危険とされており、心臓や肺の不快感や病状をもたらすだけにとどまらない。なおAQI 50以下は良好な数値とされる。1月12日にアメリカ合衆国大使館の空気質モニターが示したAQIは775であり、PM2.5は1立方メートル当たり886マイクログラムだった。

《河村兵衛》

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