京セラ子会社など、地域貢献型メガソーラー発電所を設置…利益を地域NPOなどに寄付

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地域貢献型メガソーラー発電所の事業スキーム
地域貢献型メガソーラー発電所の事業スキーム 全 2 枚 拡大写真

龍谷大学、和歌山県印南町、京セラソーラーコーポレーション(KSC社)、PLUS SOCIAL(PS社)およびトランスバリュー信託は、連携して、全国初となる地域貢献型メガソーラー発電所「龍谷ソーラーパーク」を設置すると発表した。

同事業は、龍谷大学が、社会的責任投資を行い、印南町、KSC社、PS社、トランスバリューが、それぞれのもつ資源やノウハウ等を供給するかたちで連携する全国初の事業となりる。また、これを契機として、龍谷大学と印南町、KSC社は、生涯学習事業や地域活性化事業等に連携して取り組む。

龍谷大学では、科学技術振興機構の実施する事業「地域に根ざした脱温暖化・環境共生社会」に採択された研究開発プロジェクトの研究成果をもとに、「地域貢献型メガソーラー発電事業」のモデルを考案。今回、同モデルをもとに、龍谷大学、印南町、KSC社、PS社、トランスバリューが連携し、「地域貢献型メガソーラー発電事業」の実現に向けて共同で取組みを進めてきた。

同事業への参画の趣旨は、自らが消費するエネルギーは、できる限り再生可能エネルギーとして生み出そうという発想に立つもの。具体的には、龍谷大学が投資する資金をもとに、事業会社であるPS社とトランスバリューが連携し、メガソーラー発電所(発電能力合計約1850kW)を龍谷大学深草キャンパス及び印南町の町有地に設置。固定価格買取制度を利用した売電事業を行う。同発電所には、京セラ製多結晶シリコン型の高出力太陽電池パネルを合計約7500枚設置する予定。

PS社は非営利型株式会社として、売電収入から必要経費を差し引いた利益を、設置地域である和歌山県及び京都の地域貢献活動や市民活動の支援資金として提供することになる。

《纐纈敏也@DAYS》

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