今回初参加のマグナ・インターナショナル・ジャパンは、電動アクスルドライブを始め、インバータ、コントロールユニットなどハイブリッドカー(HV)や電気自動車(EV)用のモジュールやデバイスを集中展示している。
阿部啓治セールス&マーケティングエグゼクティブディレクターは「マグナはすでに様々な製品を日本の自動車メーカーに供給し、認知されているが、HV/EV用製品も手がけているということをアピールするため、今回初出展した」と語る。
さらに「マグナグループではオーストリアでミニやクライスラーの車両組み立てを行っているのを始め、HV/EVユニットも開発から製造まで一貫してできることも他のティア1メーカーにないアドバンテージ」と強調する。
日本の自動車メーカーの場合、HV/EVの基幹部品は自前で手掛けているのがほとんどなため、阿部氏も「その点はハードルが高いし、チャレンジ」と認める。ただ「日本メーカーが海外でHV/EVを製造する拠点への供給などでチャンスを見出したい」と語っていた。