トヨタ紡織、HVシステム用モーターコアの生産開始…パワートレーン基幹部品分野へ事業拡大

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生産を開始したモーターコア構成部品(左:ステーター、右:ローター)
生産を開始したモーターコア構成部品(左:ステーター、右:ローター) 全 2 枚 拡大写真

トヨタ紡織は、トヨタ自動車が昨年12月に発表した新型『クラウン』のハイブリッドシステム用モーターコアの生産を開始した。トヨタ紡織が、ハイブリッド関連部品を生産するのは今回が初めて。

今回同社が生産するのは、モーターコア構成部品となるローター(回転子)とステーター(固定子)。磁気特性に優れた電磁鋼板をプレス加工し積み重ねて生産する。精密プレス積層加工工法を採用し、同社が開発・量産化した高精度高速プレス加工を実現する「ファイン・ホールド・スタンピング工法」の技術を活用している。

トヨタ紡織は、今後も主要事業のひとつであるフィルター・パワートレーン機器部品事業において、エアクリーナーなどのエンジン周辺部品から、自動車の動力源となるパワートレーン基幹部品への事業拡大を図っていく。

《纐纈敏也@DAYS》

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