2012年の韓国サンヨン世界販売、6.8%増の12万台

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サンヨンのコランド シリーズ
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韓国のサンヨン(双竜)自動車は、2012年の世界新車販売の結果を明らかにした。総販売台数は12万0717台。前年比は6.8%増だった。

もともと1954年、商用メーカーとして創業後、1986年に双竜グループに買収。その後、韓国の大宇、中国の上海汽車と目まぐるしく親会社が変わった後、2009年1月に経営破綻。2010年、インドのマヒンドラ&マヒンドラ社の傘下に入り、再出発したのがサンヨン自動車である。

2012年実績の12万0717台の内訳は、地元韓国が4万7700台。前年比は23.4%増の大幅増で、韓国メーカーでは最大の伸び。韓国では、『コランドスポーツ』など、改良を受けたニューモデルが支持を集めた。

また、2012年の輸出などの海外実績(ノックダウン生産を含む)は、7万3017台。前年比は6.8%増だった。サンヨンによると、ロシアでの新車販売がとくに好調。2012年は初めて3万台を上回り、前年比26.7%増の3万2328台を売り上げたという。

なお、2012年12月単月の世界新車販売台数は、1万1871台。前年同月比は37%増と、3か月連続で2桁増を達成した。1万台を超えたのは、4か月連続。サンヨン自動車のLee Yoo-il CEOは「世界経済が減速傾向にある中、高い伸びを維持している」と述べた。

《森脇稔》

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