【デトロイトモーターショー13】日産リーフ、米国でも大幅値下げ…価格は2万8800ドルから

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日産リーフの2013年モデル(デトロイトモーターショー13)
日産リーフの2013年モデル(デトロイトモーターショー13) 全 8 枚 拡大写真

日産自動車が1月17日、日本国内での価格の引き下げを発表したEV、『リーフ』。米国でも、デトロイトモーターショー13においてリーフの新価格が発表され、注目を集めた。

日本では2013年4月から、リーフの価格は約28万円ダウン。最も安い「S」グレードで政府の補助金を受けた場合、実質価格は従来の249万6000円から221万3000円に下がる。

米国では、初の本格改良を施した2013年モデルの発売を機に、「S」グレードを新設定。デトロイトモーターショー13において、その米国ベース価格が2万8800ドル(約260万円)と公表された。

これは従来の2012年モデルと比較して、6400ドル(約57万円)、率にして18%もの値下げ。北米日産によると、米国政府によるEV購入者に対する優遇税制、タックスクレジットを適用すれば、州によっては実質価格1万8800ドル(約170万円)からの購入が可能になるという。

大幅な値下げが実施される要因としては、リーフは2013年モデルから、米国テネシー州スマーナ工場での現地生産に切り替えられたのが大きい。日本からの輸入をやめたことで、コスト削減を実現した。

日産自動車のリーフ販売担当、ビリー・フェイズ副社長は、「全世界で約5万台のリーフが走行しており、日産はゼロエミッション車のリーダーだ。いまや顧客は、環境に優しいグリーンカーを購入するのに、高い金額を支払う必要はなくなった」とコメントしている。

《森脇稔》

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