【オートモーティブワールド13】マグネシウム製部品で軽量化をアピール…大同工業

自動車 ビジネス 企業動向
大同工業のマグネシウム製オートバイのリム(オートモティブワールド13)
大同工業のマグネシウム製オートバイのリム(オートモティブワールド13) 全 1 枚 拡大写真

オートモーティブワールド13では、車の軽量化に関する素材や技術が紹介されていた。その中で、マグネシウムを使って軽量化をPRしていたのが大同工業だ。

同社はオートバイ用のチェーンやリムを開発生産している会社で、その技術力には定評がある。レース用の部品によく使用されているのだ。そんな大同工業は今回、マグネシウム合金でつくったリムを参考出品した。

マグネシウムは実用金属のなかでも最も軽く、ノートパソコンや一眼レフカメラ、携帯電話などに使われてきた。最近は自動車用の部品としても注目を浴びている。「今回展示したリムは、従来のアルミニウム合金のものに比べて、重さが3分の2なんです。多くの来場者の方に関心を持っていただいたので、これから本格的な売り込みを図っていこうと考えています」と同社関係者は大きな期待を寄せている。

ただ、課題もないわけではない。コストを下げ、生産能力を上げる必要があるという。それは炭素繊維などほかの素材も同じで、いち早くコストを下げたものが勝者となる。

《山田清志》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ダンロップのオールシーズンタイヤが安く買えるようになる?…独占禁止法の疑い
  2. フォード『ブロンコ』が60周年、初代をオマージュした記念パッケージが登場
  3. ファン必見!『ミニGSX-R』は1000台注文あれば販売される!?「鈴鹿8耐」最注目の“スズキの隠し球”
  4. 内装はまるで「地中海のヨット」! VWが新型キャンピングカー『グランドカリフォルニア』発表へ
  5. ホンダ『シビック』の顔が変わる! 英国版のグリルとバンパーが新デザインに
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る