土星の月タイタンと木星の月ガニメデのクレーターを比較

宇宙 科学
シンラップとソイ・クレーターの比較
シンラップとソイ・クレーターの比較 全 2 枚 拡大写真

1月17日、NASAは土星と木星の“月”にあたる天体のクレーターを比較研究しているが、そのイメージを公開した。

【画像全2枚】

カッシーニのレーダー装置によって撮影されたイメージは、左側に土星の第6衛星であるタイタンのクレーター「シンラップ」と、右側に木星の第3衛星であるガニメデのクレーター「ソイ」を確認できる。

この2つのクレーターは深さと直径(約50マイル、または80キロメートル)において非常に似通っているが、シンラップは比較的新しいクレーターで、ソイは極端に古いクレーターであることが確認されている。

タイタンは太陽系の中で唯一の厚い大気を持つ月で、地球を除いて唯一その表面に湖や海を持つ。ただし華氏マイナス290度の凍りつくような表面温度と、タイタンの空から降り注ぐメタンとエタンの雨といった過酷な環境を持つ。

それに比べてガニメデには大気が無く、そのために表面を侵食する雨や風といったものがない。つまりシンラップは侵食や砂丘の形成によって、その新しさの割にソイと同等に老いて見えるということがわかった。

《河村兵衛》

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