ホンダのタイ現地法人は1月18日、2012年のタイにおける四輪車の販売結果を公表した。総販売台数は、新記録となる17万1208台。前年比は104%増と大きく伸びた。
ホンダはタイ中部のアユタヤ県において、四輪車を生産。『ブリオ』、『シティ』、『ジャズ』(日本名:『フィット』)、『シビック』、『アコード』、『CR-V』などを組み立てている。
ホンダのタイ新車販売のこれまでの最高記録は、2010年の11万4056台。その翌年の2011年、タイでは大規模な洪水が起き、ホンダのアユタヤ工場は浸水の被害により、5か月間稼働を見合わせた。
アユタヤ工場の生産が再開されたのは、2012年3月。それから9か月間で、ホンダの2012年タイ新車販売は目覚ましい回復を見せ、過去最高の販売台数を達成したことになる。
なお、ホンダの2012年12月単月のタイの四輪車販売台数は、2万0463台。タイ乗用車市場において、3か月連続でシェア1位を維持している。