NASAは、1万1000光年の彼方にあるスーパーノバの遺物、カシオペアA(Cas A)のイメージを公開した。
Cas Aの死滅の爆発からの光は、330年前に地球に初めてたどり着いたばかり。爆発の破片の雲は現在も拡大している。
イメージのシーンは星を散りばめられた背景に、軌道を周回しているNuSTAR・X線望遠鏡からのイメージデータと、光学エネルギーでとらえた物質のかすかな白光を重ねたもの。
X線のデータは擬似カラーによって、拡大する衝撃波の断片的な境界線の跡が青い色調で示され、光学フォトンのエネルギーの1万倍のエネルギーで輝いている。