ルノー、フランス国内での増産を労働組合に提示

自動車 ビジネス 企業動向
ルノーのフランス・フラン工場
ルノーのフランス・フラン工場 全 1 枚 拡大写真

フランスの自動車大手、ルノーは1月22日、主要な4労働組合との7度目の労使交渉の場において、フランス工場での増産計画を提示した。

同社の発表によると、フランス国内の生産台数を、最大で年間8万台引き上げる用意があるという。ただし、この増産計画を実行するために、ルノーは労働組合に対して、新たな労働契約を結ぶことを条件とした。

その内容は、2013年の賃金引き上げを凍結。そして、2014年には0.5%、2015年には0.75%の賃金引き上げを行うというものだ。

労使交渉の後、ルノーのGerard Leclercq副社長は、「この増産計画を実行できれば、ルノーは2016年までに、フランスでの生産を欧州平均の2倍の速さで引き上げることが可能になる」とコメント。

ルノーは1月15日、フランス国内で7500人の従業員を削減することを柱としたリストラ策を発表している。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 日産『ノートオーラ』など5車種783台をリコール…光軸が保安基準を満たさない
  2. ライバルはアルファード? メルセデスベンツの最高級ミニバンが日本初公開!…ジャパンモビリティショー2025
  3. トヨタ『ハイラックス』新型、全方位パワートレーンで誕生…日本はディーゼルを2026年発売へ
  4. カローラクロスと立場が逆転、だからこそ生まれた「斬新セダン」のデザイン…ジャパンモビリティショー2025
  5. 【マツダ CX-5 新型】反対を押し切った「一本のプレスライン」が生み出す妙、「原点回帰」めざしたデザインとは
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る