輸入鋼材18種の関税免除、2月1日に終了 マレーシア通産相

エマージング・マーケット 東南アジア

【ペタリンジャヤ】マレーシアの通産省は1月22日、2月1日付で18種の鉄鋼製品について、輸入関税免除を停止すると発表した。国内鉄鋼産業の再編、競争力の強化が目的だ。

通産省はまた2月21日付で、鉄鋼製品輸入のための暫定輸入許可証(TCOA)の発行を停止する。しかしこれまでTCOAを利用していた業者を配慮し、6か月間は速やかな通関サービスを提供する。

発表に当たりムスタパ・モハメド通産相は、自由貿易を推進する国際的義務を果たしつつ、国内鉄鋼産業の発展を促すための適切な措置を講じると表明した。

具体的には、低品質の鉄鋼製品の輸入を抑制するため品質基準を重視する。輸入業者は政府が認証した内外検査機関に品質検査を依頼することができる。

通産省は3月末までに、人材育成、研究開発、規格の策定、検査に当たる機関としてマレーシア鉄鋼協会(MSI)を設ける。

小栗 茂

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. 日産、小型ミニバン『グラバイト』予告…2026年インド発売へ
  2. 21世紀史上最高の快音マシン “レクサス LFA”が復活!V12のF1エンジンを搭載したF50も登場、ホットウィールの新製品が熱すぎるPR
  3. 注目の125ccスクーター2台をガチンコ比較!「静粛」のアクシスZか?「快活」のアドレス125か?
  4. 驚くほど広がる後方視界、ホンダ「Nシリーズ」専用「リアビューミラー&カバー」が発売
  5. 三菱『デリカD:5』18年目の大幅改良で「原点回帰」、期待されるフルモデルチェンジは? 開発責任者「デリカを終わらせてはいけない」
  6. 三菱『デリカD:5』新型発売、価格は451万円から…SUVとミニバンが融合「三菱らしさ」武器に
  7. 日産、NISMO特別モデルと フェアレディZ 改良新型を発表へ…東京オートサロン2026
  8. ホンダ WN7 が初の国産EV白バイに! 2026年1月の箱根駅伝でデビュー
  9. パナソニック ホールディングス・人事情報 2025年11月1日付
  10. 「水素エンジンバイク」に立ちはだかる障壁と、ヤマハの挑戦…開発者「環境と感動を、どちらも諦めない」
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る