三井物産100%出資のカーシェアリング・ジャパンは、「マイカーからカーシェアへの切り替え理由」および「マイカー購入意欲」のアンケート調査結果を発表した。
同調査は2012年11月2日から11日の期間、首都圏で展開するカーシェアリングサービス「カレコ・カーシェアリングクラブ」の個人会員を対象に実施した。有効回答者数は1126名。
マイカーからカーシェアへの切り替えを考えた理由は、1位「駐車場代が高い」(60.0%)、2位「利用機会が少ない」(36.2%)、3位「税金が高い」(23.0%)となった。
カーシェア利用後のマイカー購入意欲について「購入意欲がある」と回答した人は、カーシェア入会前の18.4%から31.7%に増加。カーシェアを通じてクルマを身近に利用することで、マイカー購入意欲が刺激される結果となった。
購入したい理由としては、「自分の好きなクルマに乗れるから」(48.5%)が最も多く、その次に「マイカーの方が気をつかわなくて済むから」(34.2%)となった。一方、マイカーを購入する予定はないと答えた理由で最も多かったのは「駐車場代が高い」(68.3%)で、地価の高い首都圏ならではの傾向が鮮明になった。2位は「カーシェアの方が経済的」(43.8%)、続いて「利用機会が少ない」(38.9%)という結果になった。