【リコール】三菱 i-MiEVなど3車種…制動距離が長くなるおそれ

自動車 ビジネス 国内マーケット
改善箇所説明図
改善箇所説明図 全 3 枚 拡大写真

三菱自動車工業は24日、電気自動車『i-MiEV』『ミニキャブ-MiEV』、スズキブランドの『EV エブリイ』など3車種のブレーキ負圧電動ポンプに不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。

対象となるのは、2011年7月28日~2012年10月26日に製作された5820台。

不具合は2ヵ所で、(1)ブレーキ負圧電動ポンプのロータの加工が不適切なため、先端が鋭利な形状となり、ロータの先端が欠けて負圧ポンプが作動せず、制動距離が長くなるおそれがある(2)ブレーキ負圧電動ポンプのベーンの検査が不適切なため、亀裂があるものを組み付け、ベーンが破損して負圧ポンプが作動せず、制動距離が長くなるおそれがある。

全車両、ブレーキ負圧電動ポンプ一式を対策品と交換する。

不具合発生件数は、(1)が6件、(2)が4件で、いずれも市場からの情報で発見した。事故は起きていない。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ニックネームは“赤いコスモ”、50年前に登場した2代目ロータリースポーツ【懐かしのカーカタログ】
  2. 【レンジローバー ヴェラール 新型試乗】ああ、紛うことなくレンジローバーだ…島崎七生人
  3. 狭い道! 制限1.3m、通れる車がなくなった都市計画?…東京都世田谷区
  4. トヨタ『ハリアー』6年ぶりのフルモデルチェンジへ…注目ニュースベスト5 2025年上期
  5. 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに日本上陸!…新型車ベスト5 2025年上期
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る