【デトロイトモーターショー13】日産 レゾナンス、次期 ムラーノ との関連性は…

自動車 ニューモデル モーターショー
日産 レゾナンス(デトロイトモーターショー13)
日産 レゾナンス(デトロイトモーターショー13) 全 7 枚 拡大写真

日産自動車が1月15日、デトロイトモーターショー13でワールドプレミアしたコンセプトカー、『レゾナンス』(RESONANCE)。同車が、次期『ムラーノ』を示唆した1台である可能性が伝えられているが、真相はどうなのか。

画像:日産 レゾナンス

これは、海外の各自動車メディアがこぞって伝えているもの。レゾナンスを読者に紹介する際、必ずといっていいほど、「次期ムラーノのデザインの方向性を提示したコンセプトカー」というキャッチコピーとともに、レポートされている。

レゾナンスは、日産の未来のクロスオーバーの姿を提案したコンセプトカー。車名のレゾナンスとは、共振、共鳴を意味する。パワートレインには、先進のハイブリッドが採用された。

レゾナンスのデザインは、日産自動車の常務執行役員で、デザイン部門を統括する中村史郎氏が主導。フロントエンドは、グリルからフードへかけあがるラインの勢いと、象徴的なブーメラン型のヘッドランプが、「共鳴」するようなVモーションをテーマにデザインしたという。

日産はレゾナンスについて、「デザインの領域を新たな次元へと推進しながら、ムラーノ、『デュアリス』、『ジューク』などの最先端モデルに見られるようなクロスオーバーデザインにおける日産の長年のリーダーシップに即したもの」、と説明。これが、「レゾナンスは次期ムラーノ」と、各メディアが報じた根拠のようだ。

現行ムラーノは2世代目にあたり、2007年秋のロサンゼルスモーターショー07で発表。すでにデビューから5年以上が経過しており、次期型の開発プロジェクトが進んでいると推測される。果たして、レゾナンスのデザインの方向性が、次期ムラーノに反映されるのか。

デトロイトモーターショー13の会場において、日産自動車の担当者は、「ムラーノと直接的な関連はない」と、コメント。あくまで、「担当デザイナーに自由にデザインさせた結果」と説明している。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. カローラクロスと立場が逆転、だからこそ生まれた「斬新セダン」のデザイン…ジャパンモビリティショー2025
  2. ライバルはアルファード? メルセデスベンツの最高級ミニバンが日本初公開!…ジャパンモビリティショー2025
  3. 【トヨタ ランドクルーザーFJ】「ランクルらしさ」と“サイコロ”を融合した小さいランクル、デザインの肝
  4. 爆売れ確実? これがトヨタ『ランクルFJ』のピックアップトラックだ! 実現の可能性は
  5. オートリース業界のリーディングカンパニー「SMAS」が掲げる「移動革命」の今と未来…ジャパンモビリティショー2025PR
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る