警官運転のクルマが凍結路面でスリップして対向車と衝突

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1月23日午前6時40分ごろ、奈良県奈良市内の市道で、出勤途中の警官が運転する軽乗用車が対向車線側へ逸脱。対向車線を順走してきた乗用車と正面衝突する事故が起きた。この事故で双方の3人が重軽傷を負った。警官のクルマが凍結路面でスリップしたとみられる。

奈良県警・天理署によると、現場は奈良市都祁小山戸町付近で片側1車線の緩やかなカーブ。県警本部・警備部機動隊に所属する27歳の男性巡査長の運転する軽乗用車は、左カーブを進行中にスリップして対向車線側へ逸脱。直後に対向車線を順走してきた乗用車と正面衝突した。

双方のクルマは中破。乗用車の助手席に同乗していた22歳の女性が内臓損傷で重体。運転していた天理市内に在住する20歳の女性も打撲などの軽傷を負った。巡査長も軽傷を負い、近くの病院へ収容されている。

事故当時、現場付近の路面は一部が凍結していた。警察では巡査長のクルマがハンドルを取られたことが事故原因のひとつとみて、自動車運転過失傷害容疑で事情を聞くとともに、事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

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