マルチスズキの10‐12月期決算…純利益は144%の大幅増

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マルチスズキ・エルティガ
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インド新車市場でトップシェアを握るスズキの現地法人、マルチスズキは1月25日、2012年度10‐12月期の決算を公表した。

同社の発表によると、売上高は1095億7000万ルピー(約1850億円)。前年同期比は45.6%増と大きく伸びた。また、純利益は50億1290万ルピー(約85億円)。前年同期比は143.8%の大幅増で、四半期としては、6期ぶりの増益となった。

マルチスズキの2012年度10‐12月期のインド国内新車販売台数は、前年同期比27%増の26万8957台と増加に転じた。輸出も前年同期比17.2%増の3万2496台と、回復している。

10‐12月期の純利益が大幅増となった要因について、マルチスズキは、「新型MPVの『エルティガ』や『スイフト』の4ドアセダン、『DZire』の販売が好調だったため。コスト削減努力の継続も功を奏した」と説明する。

2012年7月、マルチスズキのインド・マネサール工場では、従業員の暴動が発生。同工場は約1か月、生産を停止した。その影響で2012年度7‐9月期決算は、純利益が前年同期比5.4%減だった。

《森脇稔》

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