ホンダ、水冷・直列2気筒400ccエンジンを公開…国内市場専用に開発

モーターサイクル 新型車
ホンダ次世代スポーツ400ccエンジン技術説明会
ホンダ次世代スポーツ400ccエンジン技術説明会 全 6 枚 拡大写真

ホンダは1月28日、国内市場向けに新開発した水冷・直列2気筒400ccエンジンを報道陣に公開した。今夏からスポーツバイクに順次搭載し、発売する計画。

新エンジンの開発責任者を務める本田技術研究所二輪R&Dセンターの永橋慶樹氏は「自分が思い描き、操作した通りにリニアに加減速し、ブレーキングからコーナー進入・脱出までを体全体を使って意のままに動き、操っていることが実感できる瞬間というものを大事して、出力特性と部品レイアウトを検討した」と語る。

さらに「構想の初期からデザイン部門と格好良いエンジンとは何かを議論し、国内の多くのお客様に喜ばれる、そして開発メンバーが本当に欲しいエンジンを目指し開発した」という。

この結果、「エントリーユーザーにも扱いやすいよう、最も使用頻度の高い、低・中速回転域の特性を重視し、最大出力回転数を9500回転に設定。このエンジン特性に合わせ水冷・直列2気筒エンジンを選択した。9500回転までの全域で吸入効率を高めるため、最適なバルブサイズなどを検討、ボアストロークは67mm×56.6mmを採用した」としている。

《小松哲也》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ホンダ N-BOX など7車種1万2653台リコール…過去の改善措置が不適切
  2. メルセデスの名車「190E エボ2」が復刻! 限定100台の「HWA EVO」にハンコック純正装着
  3. BEVを2年間所有した、“リアルな”ランニングコストを大公開
  4. メルセデスベンツの万能車『ウニモグ』がキャンピングカーに! 数日間の自給自足が可能
  5. アルファロメオの新型コンパクトSUV『ジュニア』日本発売、ハイブリッド車が420万円から
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  5. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
ランキングをもっと見る