阪神電鉄、三宮駅の大規模改修が3月20日に完了、東改札口を新設

鉄道 企業動向
阪神電鉄、三宮駅を大規模改修
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阪神電気鉄道と神戸高速鉄道は、三宮駅の大規模な改良工事が3月20日に全工事が完了すると発表した。総事業費は130億円だった。

工事は2007年度から国・兵庫県、神戸市の補助を得て三宮駅施設の利用円滑化と交通結節機能の高度化を図るため実施してきた。

新しく広く生まれ変わる西改札口には、神戸発祥の名店を始めとする複数の駅ナカ店舗と駅利用者の利便性の向上を図るサービス拠点を新設する予定。

大規模工事では東改札口を新設する。神戸市が整備する地下通路に接続するよう、改札口とコンコースを新設する。ポートライナーやJRとの乗換円滑化、地下通路を介した駅と周辺地下街の接続による利便性向上を図る。

西口改札口も改築する。コンコースを拡張し、駅長室を改築する。改札口を東にセットバックし、改札前通路を拡幅することにより、乗り継ぎや回遊動線を強化する。

駅構内は上り線(梅田方面)と折り返し線(大阪難波・奈良方面)の乗り継ぎがホーム上でできるよう、本線下り線(姫路方面)と折り返し線を入れ替える。これに伴って降車ホームを廃止し、上下線ホームを拡幅する。

また、ホームからの転落防止対策と列車との接触防止対策として、列車の接近・発車を知らせする発光式(LED)の列車案内表示器をホーム床面に設置する。

西改札口周辺の地下通路は、神戸市と周辺関係者で引き続き天井・床・壁の美装化などを実施し、魅力的な地下空間を創出する工事を進める予定。

《レスポンス編集部》

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