日産志賀COO、FCVは経済的に成り立つ価格目指す

自動車 ビジネス 企業動向
日産自動車の志賀俊之COO
日産自動車の志賀俊之COO 全 4 枚 拡大写真

日産自動車の志賀俊之COOは、独ダイムラーおよび米フォードモーターと合意した燃料電池車(FCV)の提携について「もともとダイムラーとフォードは燃料電池技術を共同開発していた。日米欧の企業がパートナーとなることでインフラ整備なども加速できる」と、提携の成果に期待を示した。

志賀COOは1月29日に横浜市の本社で今回のFCVの提携についてコメントした。提携により「普及に不可欠なコストも下げることが可能になる」と指摘した。ただ、具体的な価格目標等については「まだ申し上げる段階でない」とし、「(顧客、メーカーともに)経済的に成り立つレベルの価格を目指す」と話した。

また、FCVの開発をめぐる提携については「現時点では開発競争をしているが、水素インフラも必要なので、どこかの時点で(更なる)グループができる可能性はある」と述べ、集団化による開発が進むとの見解を示した。

《池原照雄》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ベントレーの超高級住宅、最上階は「55億円」 クルマで61階の自宅まで
  2. 【ダイハツ ムーヴ 新型】「ポッキー入れ」にイルミネーション、軽自動車でも質感を“あきらめさせない”インテリアとは
  3. 日産の新型セダン『N7』、発売50日で受注2万台を突破
  4. トヨタ RAV4 新型、PHEVのEV航続は150km
  5. スバルマークの方が似合う? 新型ダイハツ『ムーヴ』のスバル版にSNSも注目!
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  3. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  4. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  5. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
ランキングをもっと見る