トヨタ自動車の米国法人、米国トヨタ販売は1月30日、北米向け先代『カローラ』(日本仕様とは異なる)など2車種のリコール(回収・無償修理)を発表した。
今回のリコールは、エアバッグのコントロールモジュールの不具合によるもの。米国トヨタ販売によると、ASICと呼ばれる集積回路にノイズが侵入することで、エアバッグが誤って展開する可能性があるという。
対象となるのは、2003‐2004年モデルのカローラと、そのハッチバックの『カローラ マトリックス』(初代)。合計で約75万2000台が対象だ。
米国トヨタ販売は、対象車を所有する顧客に連絡。交換部品が用意でき次第、全米のトヨタ販売店でリコール作業を実施する。
なお、初代カローラマトリック』はそのGM版が、日本市場にもトヨタ『ヴォルツ』として導入された。日本では、このヴォルツの一部、6000台がリコールに該当する。