TWヒドラの惑星を形成するディスクの重量計測

宇宙 科学
TWヒドラ
TWヒドラ 全 2 枚 拡大写真

1月30日、欧州宇宙機関(ESA)はTWヒドラのイメージを公表すると共に、その周辺の惑星を形成しつつあるディスクの重量を計測することに成功したと発表した。

このイメージは、惑星を形成しつつある物質からできたディスクに囲まれた1000万歳の恒星、TWヒドラの姿をとらえたもの。TWヒドラは地球から約176光年の近距離にある、海へび座の中にある矮星である。

そしてESAのハースケル宇宙観測衛星を使うことで、天文学者達は以前よりも10倍の精度で矮星のディスクの重量を測ることに成功。他のほとんどの恒星達が数百万年後にはその周辺に惑星を生み出すか、もしくは強力な恒星風によって周囲の物質を排除するにも関わらず、それがすでに木星の50倍の重量を持つことを発見した。

《河村兵衛》

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