川崎重工、ネイキッド・スポーツモデル「Z」シリーズに250ccクラスを追加

モーターサイクル 新型車
カワサキZ250
カワサキZ250 全 1 枚 拡大写真

川崎重工業は、ネイキッド・スポーツモデル「Z」シリーズに250ccエンジンを搭載した「Z250」を4月15日から発売すると発表した。

今回新発売するZ250は、存在感のある筋肉質でアグレッシブなデザインと高いスポーツ性能によるパフォーマンスを兼ね備えたネイキッド・スポーツモデル。初心者から上級者まで、幅広い層のユーザーをターゲットに想定して開発した。

アグレッシブな印象を与えるフロントフェイスや、ダイナミックなデザインのエンジンシュラウドなど、Zシリーズの「ストリートファイター」コンセプトを踏襲した。車体細部に至るまでの上質な造りこみによって従来の250ccクラスを超える上質感を追求したと、している。

フレームは、高い剛性を持つダイヤモンド構造の鋼管フレームを採用し、高い走行性能と扱いやすさを実現する。フロントには外径290mm、リヤには外径220mmのペタル(花弁)ディスクを組み合わせた前後ディスクブレーキを採用した。スーパースポーツモデルに用いられる、スタイリッシュなデザインの10本スポークアルミホイールを採用し、140mm幅のリヤタイヤとともに、高い走行安定性に貢献し、スポーツイメージも高めている。

軽量・コンパクトな水冷4ストローク並列2気筒DOHC4バルブエンジンは、低・中速回転域の力強さと高速回転域でのシャープさの両立を図った。新設計の軽量ピストンに加え、内壁にめっき処理を施したオープンデッキタイプのスリーブレス・アルミダイキャストシリンダーを採用することで、軽量化と高い耐久性を両立する。吸気量を最適化するデュアルスロットルバルブも装備し、スロットルレスポンスの向上とスムーズな出力特性を実現する。フューエルインジェクションシステムと組み合わせ燃焼効率を高めることで、パフォーマンスと燃費性能の向上を図った。

スポーティなルックスの異形断面ショートサイレンサーを採用した。排気管長を確保する特殊な形状を持つエキゾーストパイプには、集合部に三元触媒を装備し、高い環境性能とパフォーマンスの両立を図り、2007年国内二輪車排出ガス規制に適合する。

装備面では、視認性の高い大型アナログタコメーターと、マルチファンクションLCDを組み合わせた新型メーターを採用する。LCDパネルには、デジタルスピードメーター、時計、燃料計、デュアルトリップメーター、オドメーター、エコノミカルライディングインジケーターを表示する。更にリヤシート下には、使い勝手の良い2段式の収納スペースを設置する。付属の車載工具に加え、U字ロックや、ETCユニットの収納が可能。

カラーは「フラットエボニー」と「パールスターダストホワイト」の2色を設定した。

販売計画は年間2000台。価格は48万8000円。

《レスポンス編集部》

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