ハースケル宇宙観測衛星が見たアンドロメダのクールな横顔

宇宙 科学
アンドロメダ
アンドロメダ 全 2 枚 拡大写真

欧州宇宙機関(ESA)は「スペース・サイエンス」シリーズの中で、ハースケル宇宙観測衛星がとらえた宇宙の隣人、アンドロメダのイメージを公表した。

M31としても知られるアンドロメダは、我々の天の川銀河から250万光年の距離にある最も近い銀河であり、それは恒星の出現や銀河の進化を研究するのに絶好の研究対象となる。

ハースカル宇宙観測衛星は、遠赤外線に敏感なガスに混合された冷たい塵を通し、ガスの雲の中に恒星が誕生する場所を探し当てる。この新しいイメージは画面の中で赤く着色された絶対零度より数十度上の、銀河の中で最も冷たい塵の存在を明らかにしている。そしてそれとは対照的に、古い星々の家である中央の密集した温かい地域は、青い色で示されている。

銀河は20万光年の幅に渡って、渦巻き状の腕と少なくとも5つはある同心円のリングといった星が形成されるゾーンと、星の形成の見られない、散らばった暗いギャップで構成された複雑な構造を示している。

《河村兵衛》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. いすゞ『ギガ』など大型・中型トラック1万6780台をリコール…シートサスペンション不具合
  2. カスタムカーの祭典、愛知で初開催!「オートメッセ in 愛知 2025」7月26-27日
  3. トヨタ『SORA』にリコール…ワンマンバスの構造要件を満足しないおそれ
  4. ケーニグセグ、1625馬力の新型ハイパーカー『サダイアズ・スピア』発表
  5. オートバックス、中古カー用品買取サービス開始…全国600店舗で
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. トヨタや京大、全固体フッ化物イオン電池開発…従来比2倍超の容量達成
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  5. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
ランキングをもっと見る