サム・マイケル「予選に不安はない」
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バトンもペレスもタイヤの扱いが優しいドライバーというのが一般的な評価であり、これはタイヤのデグラデーションを抑えながらのレースでは有益な一方、1ラップのタイムを叩き出す予選では不利だというのが定説だ。しかし、マクラーレンのスポーティングディレクターを努めるサム・マイケルは、この問題は重要視していないと語る。
「重要な問題だとはまったく思っていません。昨年のジェンソンのタイヤ使いは究極のレベルに達していました。チーコ(ペレス)に関しては実際にドライブしてもらうまではまだわかりませんが、彼が予選を不得意だということにはなりませんよ。前のチームでは常にチームメートの成績と近接していましたから」
「それに私は思うのですが一番重要なのは日曜日の結果じゃないでしょうか。ポイントをもらえるのは日曜日ですよ。ポールポジションを取って先頭を走るのも悪くはないですけどね。レースシーズンが始まるまでは何がどうなるのか予想はできません。タイヤスペックの変更も大きく影響するでしょうが、おそらくマクラーレンの二人には有利に働くでしょう」
《編集部》