1月の日産米国新車販売、2%増…2か月ぶりに回復

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新型日産 パスファインダー
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日産自動車の米国法人、北米日産は2月1日、1月の米国新車販売の結果を明らかにした。総販売台数は8万0919台。前年同月比は2%増と、2か月ぶりに前年実績を上回った。

日産ブランドは、前年同月比1.8%増の7万3793台と、2か月ぶりに回復。乗用車系では、主力車種の『アルティマ』が2万1464台を販売。前年同月比は4%減と、3か月連続で前年実績を割り込む。一方、『ヴァーサ』は9%増の1万0270台と、2か月連続で増加。『セントラ』も新型が支持を集めて8979台を売り上げ、前年同月比は27.1%増と伸びた。

ライトトラック(SUV/ピックアップトラック/ミニバン)系では、小型SUVの『ローグ』が8951台にとどまり、前年同月比は9.6%減と2か月連続で減少。しかし、新型に切り替わったSUVの『パスファインダー』は、前年同月比201.8%増の6281台と、高い人気が持続する。

インフィニティブランドは、前年同月比2%増の8万0919台と引き続き好調。主力の『Gセダン』(日本名:日産『スカイライン』)は、前年同月比26.1%減の2184台と、2か月連続のマイナス。2012年5月に発売した新型クロスオーバーの『JX』は1970台と、引き続き、販売は好調だ。

北米日産のアル・キャスティグネッティ副社長は、「日産ブランドは15か月以内に5車種を発売する新車攻勢の中にある。これが堅実な販売につながった」とコメントしている。

《森脇稔》

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