ロサンゼルスをベースとする航空機賃貸会社、エア・リースコーポレーション(ALC)は、20機のエアバス『A350-900』と5機の『A350-1000』から成る25機のA350 XWBファミリー航空機をオーダーしたと2月4日に発表した。
ALCはこのオーダーに加えさらに5機のA350-1000の追加オプションを持ち、またこの注文と同時に2012年にファーンボロ国際航空ショーで発表された、36機のA320ネオファミリーの航空機と14機のオプション契約の合意を受け継いで、14機のA321ネオ航空機の購入契約にサインした。このALCによる最終確認によって、同社のA320ネオファミリーの累積注文は、最大34機のA321ネオ・モデルを含む50機に至る。
A350 XWB(エクストラ・ワイド・ボディー)は、典型的な3クラスのレイアウトと270から350の客席を持つ3つのバージョンから構成される最新の中型長距離機。この新しいファミリーは、従来の同サイズを持つ航空機に比べて25%少ない燃料消費と、同等の二酸化炭素の排出量低減を実現している。2014年にサービスへのエントリーが予定されているALCの最新の注文を含むA350 XWBは、すでに世界35の顧客から617の確定注文を得ている。