国土交通省、道路と線路を走行できる「デュアル・モード・ビークル」の普及導入を促進

鉄道 行政
JR北海道で試験導入されたDMV(参考画像)
JR北海道で試験導入されたDMV(参考画像) 全 3 枚 拡大写真

国土交通省は、道路と線路の両方を走行できる「デュアル・モード・ビークル」(DMV)の導入・普及を促進する。

【画像全3枚】

鉄道は、地域住民の通学・通勤や高齢者などの移動の足としてや、地域の経済活動の基盤として、重要な役割を担っている。しかし、沿線の人口減少やモータリゼーションの進展により、旅客数の減少傾向が続き、鉄道事業の存続が困難な状況となっている路線も数多い。

こうした中、現在、実用化に向けて開発が進められているDMVは、鉄道に比べて低コストで運行できる。道路と線路の両方を走行できることから、地域公共交通の活性化、利便性の向上を通じて、地域の再生・活性化を図るとともに、地域での観光の新たな魅力として活用できる可能性がある。

このため、DMVの活用方法、導入・普及方策について、営業運行が技術的に可能であることを前提に検討し、広く情報を共有することを通じてDMVの導入・普及の促進を図るための検討会を設置する。

検討会では、DMVの開発、開発状況についての調査や、これまで実施されたDMVの実証運行を検証する。2013年度夏ごろに中間とりまとめを行い、2013年度末に最終とりまとめを行う。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 【スバル クロストレック S:HEV 新型試乗】ストロングハイブリッドになっちゃって大丈夫なの?…岩貞るみこ
  2. トヨタとパナソニックの合弁、新型リチウムイオン電池生産開始…レクサス『RZ』やスバル『ソルテラ』に搭載
  3. ヤマハ発動機が新型3輪オープンカー、「AIで成長する」2輪車を世界初公開! 大型EVバイクなど16モデルずらり…ジャパンモビリティショー2025
  4. 「さよなら50cc」歴史に敬意を込めたホンダ公式「50ccバイク」ロゴTシャツ発売
  5. 日産、新型『エルグランド』世界初公開へ…ジャパンモビリティショー2025
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る