ユナイテッド・コンチネンタルHD2012年決算、最終損益は7億2300万ドルの赤字

航空 企業動向

ユナイテッド・コンチネンタル・ホールディングスは、2012年通期と2012年10-12月期(第4四半期)の連結決算を発表した。

通期の最終損益は、特別費用13億ドルを除いて5億8900万ドルの黒字を計上したものの、特別費用を含めると7億2300万ドルの赤字だった。

通期の連結旅客収入は前年比0.2%増加した。通期の有効座席マイル当たりの連結旅客収入(PRASM)は、同1.7%増だった。

一方、10-12月期の最終損益は、特別費用4億3000万ドルを除いて1億9000万ドルの赤字、特別費用を含めると6億2000万ドルの赤字だった。

ハリケーン「サンディ」の影響により、売上げは約1億4000万ドル、利益は約8500万ドルマイナスの影響を受けた。営業収入は、同2.5%減少して87億ドルだった。連結旅客収入は同3.6%減の75億ドルだった。

同期の連結座席供給量(ASMs)が同4.2%減少する中、連結有償旅客マイル(RPMs)は同3.2%減少し、連結搭乗率は82.3%だった。

連結PRASMは同0.6%増加した。連結イールド(収益率)は前年同期から0.4%低下した。

また、主要路線のRPMsは、座席供給量が同4.3%減少する中、同3.7%の減少となった。主要路線の搭乗率は82.5%となった。

ユナイテッド航空のジェフ・スマイゼック会長・社長兼最高経営責任者は「2012年は合併・統合プロセスの大半が完了し、運航信頼性が大幅に改善するとともに、顧客満足度が向上する中、これからは真に一つの航空会社として事業を進めていくことができる。今年も引き続き、世界をリードする航空会社を目指して努力する」とコメントした。

《レスポンス編集部》

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