トヨタ、通期連結営業利益は1兆1500億円に上方修正

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トヨタ自動車は2月5日の第3四半期決算の発表会見で、円高修正の影響などにより2013年3月期通期の連結営業利益を従来から1000億円上方修正した。単独決算の営業利益も赤字見込みから5期ぶりの黒字に転換する予想とした。

連結営業利益は1兆1500億円(前期比3.2倍)としている。12年11月の前回予想との比較では為替の改善影響が1400億円にのぼった。一方で品質問題にからむ米国での訴訟和解費用の発生もあり、トータルでは1000億円の修正となった。純利益は800億円増額の8600億円(同3倍)の予想としている。

1~3月期の為替レートは1ドル84円を前提とし、通期では81円と前期より2円の円安となる。

単独決算は前回予想では200億円の赤字だったが、一気に1700億円改善し、1500億円の黒字(前期は4398億円の赤字)に見直した。為替影響が1400億円の改善に寄与する。東京で会見した伊地知隆彦取締役・専務役員は「為替影響を除いても営業や社内の努力で黒字化にめどをつけることができた」と評価した。

《池原照雄》

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