トヨタ伊地知専務、アベノミクス「国内のオペレーションの風景が変わってきた」

自動車 ビジネス 企業動向
トヨタ自動車決算会見
トヨタ自動車決算会見 全 4 枚 拡大写真

トヨタ自動車の伊地知隆彦取締役専務役員は、安倍政権の経済政策、いわゆるアベノミクスについて「実体経済が少しずつ明るくなってくるのではないかなと期待はしている」との見方を示した。

伊地知専務は2月5日に東京本社で開いた決算会見後、一部報道陣に対し「色々実態がないじゃないかというようなこともあるが、結果として円安と株高になって、我々のオペレーションも国内が少し変わってきた、風景が変わってきたということもある」と指摘。

具体的には「円安になることで、実は我々の輸出のビジネスが大きく変わってくる。例えば(1ドル=)70円台のレベルでは、売れば売るほど損をするという車も中にはあり、そういう車の販売は控えめにしようということもあった。それがここまで円高の修正の局面になると、造って売れば儲かるのではないかというところにくる」と述べた。

その上で「そういう意味では少しずつ実体経済が少しずつ明るくなってくるのではないかなと期待はしている」と語った。

《小松哲也》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 日産 リーフ 新型をライバルと比較…アリア、テスラ、bZ4Xと何が違う?
  2. ついにハイブリッド化! 新型トヨタ『ランドクルーザー300』の発表にSNSでは「バク売れの予感」など話題に
  3. 15歳から運転できる「小さいオペル」に興味アリ!「通勤用にこういうのでいいんだよ」など注目集まる
  4. 『GRカローラ』『フリード』『ソリオ』の走りを変える! ブリッツの「スロコン」「スマスロ」が適合
  5. トヨタの顧客は1億5000万台…バリューチェーンで財務基盤強化
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  2. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  3. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  4. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  5. アステモの軽EV用インホイールモーターやジヤトコの2モーターK12マーチなど、国内サプライヤー技術が熱い!…人とくるまのテクノロジー展2025
ランキングをもっと見る