リニモ、3月ダイヤ改正から学休期ダイヤを導入

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愛知高速交通東部丘陵線(リニモ)を走る100形。
愛知高速交通東部丘陵線(リニモ)を走る100形。 全 2 枚 拡大写真

東部丘陵線(愛称「リニモ」)を運営している愛知高速交通は、3月16日に実施するダイヤ改正の概要を発表した。沿線にある大学の休業期間に対応した学校休業ダイヤを新たに導入する。

リニモは、名古屋市営地下鉄東山線終点の藤が丘駅と、愛知環状鉄道線の八草駅を結ぶ8.9kmの常電導磁気浮上式(リニアモーターカー)路線。沿線の大学に通学する学生の利用が多く、大学の開講期間と休業期間では輸送人員が大きく異なる。このため、開講期間(4~7・10~1月)に対応した「平日第1ダイヤ」と、休業期間(8・9・2・3月)に限定した「平日第2ダイヤ」を新たに導入することにした。

平日第1ダイヤは、8時台前半に藤が丘駅を発車する列車の運転間隔を現行より1分短い6分間隔とし、八草発17~18時台の列車も現行より2~3分短い7~8分間隔で運転する。一方、平日第2ダイヤは通学時間帯の運転本数を減らす。全体の運転本数は、第1ダイヤが現行の平日ダイヤより2本多い230本、第2ダイヤが8本少ない220本となる。土休日ダイヤは現行と同じ210本。

平日11~15時台と土休日の10分間隔で運転している時間帯は、藤が丘発と八草発の発車時刻を見直す。藤が丘発は毎時6・16・26・36・46・56分発を1・11・21・31・41・51分発に、八草発は毎時2・12・22・32・42・52分発を9・19・29・39・49・59分発にそれぞれ変更する。

《草町義和》

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