IJMコープは2月5日、広西北部湾国際港務集団と30億リンギを投じてクアンタン港の深海港への整備などの拡張を行うことで合意、覚書を締結した。
拡張工事は、パハン州政府の支援のもとクアンタン港北部の280ヘクタールの土地で行われる。第1期開発には15億リンギが投資され、2014年までに工事が開始される予定だ。現在のクアンタン港の貨物取扱量は年間1500万トンだが、2015年までに2倍となることが見込まれている。深海港への整備後は20万重量トン(DWT)の貨物船に対応できるようになり、人口40億人と見込まれている東南アジア諸国連合(ASEAN)、中東、アジア太平洋市場への道を開くことが期待されている。