アメリカ海兵隊は2月6日、アフリカのジブチ共和国で撮影された、攻撃用滑走路確保訓練の様子を撮影したイメージを公開した。
このイメージは、第15海兵隊遠征ユニットの海兵隊中型ヘリコプター364部隊、機動海兵航空交通管制チームに所属するアメリカ海兵隊の兵長、ダニエル・アグアヨがCH-46E シー・ナイト・ヘリコプターから駆け出し、KC-130輸送機の為に滑走路を確保する様子を撮影したものである。
MMTもしくは「パス・ファインダーズ」と彼等自身が呼称するチームのミッションは、攻撃的着陸ゾーンを確保し、様々な航空機に航空交通管制を提供すると共に、給油・補給ミッションが行われる間に指揮と監督に当たる。
滑走路の確保の手順は、滑走路の始まりを表すオレンジ・パネル付近に位置する一人の海兵隊員が基点となり、もう一人の海兵隊員がそこから3000フィート(約914メートル)を駆け抜けてリファレンス・ポイントを確保する。基点にいる海兵隊員はリファレンス・ポイントを使い、他の海兵隊員達に左右に広がる500フィート(約152メートル)制限の印をつけるというもので、海兵隊員はその為のフル装備でのフィジカル・トレーニングを実施している。