西鉄第3四半期決算、鉄道事業の営業収益0.2%減ながら人件費減少などで増益

鉄道 企業動向

西日本鉄道が発表した2012年4-12月期(第3四半期累計)の連結決算は、経常利益が前年同期比36.8%増の121億7600万円となった。

営業収益は同5.1%増の2482億3400万円と増収だった。運輸業は、旅客人員は鉄道事業が同0.2%減、バスが0.2%減となった。バス路線で郊外路線の旅客人員の減少やタクシー事業の減収で運輸業は減収となった。物流事業も欧州向け航空貨物を中心に取扱高が減少した。ただ、不動産事業、流通業が好調だったため、全体は増収となった。

営業利益は運輸業での減価償却費や人件費の減少で、同33.8%増の133億4000万円と増益だった。当期純利益は同111.4%増の71億4000万円だった。

通期業績見通しは前回予想を据え置いた。

《レスポンス編集部》

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