パナソニック、車載用ニッケル水素電池を活用したエネルギー回生システムを開発

自動車 ビジネス 企業動向
12V エネルギー回生システム
12V エネルギー回生システム 全 3 枚 拡大写真

パナソニックグループ エナジー社は、車載用ニッケル水素電池を活用したアイドリングストップシステム搭載車向けの「12V エネルギー回生システム」を開発したと発表した。

新システムは、自動車が減速時に発生するエネルギーを蓄電し再活用することで、電装品へのエネルギー供給能力を向上。加えて、駆動用のアシストモーターへの電力供給を実現することで、燃費向上に貢献する。また、同社がハイブリッド車(HEV)用電池で培った技術を基に、高温下での充電効率および耐久性を高めたセルを新たに開発し、エンジンルームへの設置が可能になるなど設置自由度の高いシステム設計を実現した。

そのほか、アイドリングストップ時にかかるバッテリーの負担を軽減し、燃費向上、メインバッテリーとなる鉛電池の長寿命化など、アイドリングストップシステムの高機能化にも貢献する。

《村尾純司@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. スイスポ最終モデルの完全進化形! BLITZが手掛けた“走りと快適”の完熟セットアップPR
  2. これが最後のガソリンエンジンか!? BMW『X5 M』が歴代最強の700馬力オーバーに
  3. 月額500円、新型ドライブレコーダー付き自動車保険 東京海上日動が2026年1月に発売
  4. 新型ハイパーカー『オーロラ』、外観デザイン確定…1850馬力ハイブリッド搭載
  5. 名車「964型ポルシェ 911」を最新の姿に甦らせる、シンガーが最新レストア作品披露へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  2. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  3. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  4. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
  5. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
ランキングをもっと見る