日産の次世代レーサー、デルタウイング…日産がプロジェクトから撤退へ

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日産デルタウイング
日産デルタウイング 全 3 枚 拡大写真

日産自動車の次世代レーシングカーとして、2012年のルマン24時間耐久レースなどで注目を集めた『デルタウイング』。日産が、このデルタウイングのプロジェクトから撤退することが分かった。

これは2月6日、日産モータースポーツが公式Twitterでつぶやいたもの。日産のデルタウイング撤退を報じた海外メディアの記事に対して、「この報道は事実」と認めたのだ。

プロジェクト開始から1年を経たずして、日産がデルタウイング撤退を決めた理由は何か。それは、デルタウイングプロジェクトを後押ししてきたALMS(アメリカン・ル・マン・シリーズ)代表、ドン・パノス氏の意向にあるとされる。

日産モータースポーツが、公式Twitterで事実と認めた『auto-racing.speedtv.com』の記事によると、ドン・パノス氏は2013年のデルタウイングについて、エンジンを日産からマツダ(MZR型をベースにした1.9リットル)に変更する意向を表明。これにより、日産はプロジェクト撤退を決断したという。

2月6日、同じく日産モータースポーツの公式Twitterにおいて、日産グローバルモータースポーツディレクターのダレン・コックス氏は、「日産はドン・パノス氏、そしてデルタウイングに関わってきた全てのパートナーに、最高の幸あれ、と願う」とコメントしている。

《森脇稔》

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