日本旅行のTiS福井支店は、「鉄道友の会岸本雅行さんと行く『福井の鉄道めぐりの旅』」を発売した。
福井県観光営業部観光振興課の事業として実施する。ツアーでは、福井鉄道やえちぜん鉄道の車両基地の見学、専門ガイドの説明付の敦賀市内の鉄道遺産の見学など、福井県内の鉄道を満載した。
福井(武生)集合で、全国どこからでも参加できる。東京、名古屋、大阪地区からも各地を朝出発すれば、余裕を持って集合できると、している。
コースでは、福井鉄道で半世紀以上走り続けている200形車両に乗車する。地方では珍しいオリジナル車両で、新型車の導入により、今後廃車となる可能性もある。日頃なかなか見る機会のない北府駅の車両工場も見学する。
車両基地では、阪神電鉄を母体とする2201形のピットくぐりと基地内乗車、除雪車両の見学、えちぜん鉄道オリジナルグッズやダイヤ・運転時刻表などの即売も実施する予定。
また、日本海側に鉄道が開通して今年で130年が経過した。鉄道の歴史を展示する資料館(旧敦賀港駅舎)、今なお残る鉄道遺産(疋田駅跡、小刀根隧道、刀根隧道要石、柳ケ瀬隧道)で、専門ガイドの説明を聞きながら明治時代の様子を感じてもらう。
ツアー料金は1泊2日で大人1万9700円、子ども1万8900円(6~11歳)。
ツアーに動向する岸本雅行さんは、鉄道友の会福井支部の事務局長。昨年は27時間TVに出演し、全国ネットで福井鉄道200形の保存をアピールした。