JR東海は、東海道新幹線の名古屋駅14~17番線に可動柵を設置すると発表した。
同社では2012年3月に東海道・山陽新幹線から300系車両が引退、扉位置がほぼ統一されたことに加え、新しい可動柵を技術開発したことから、ホーム上の安全性向上を図るため、新幹線ホームへの可動柵の設置を進めている。
今回、名古屋駅で2月から可動柵の設置工事を開始、2017年3月までに順次運用を開始する。工事費用は約14億円。
同社では今後、利用客の多いのぞみ停車駅を対象に設置を検討しており、次のステップとして京都駅への設置を検討している。
新幹線駅の可動柵は品川駅、新横浜駅、熱海駅に設置しており、東京駅では現在工事を開始している。大阪駅では3月16日から27番線で新しい可動柵の供用を開始する。