京王電鉄は、京王線・多摩動物公園駅近くの「京王れーるランド」で3月2日から鉄道車両のディスプレイモデル「鉄道コレクション京王帝都電鉄2700系2両セット」（ライトグリーン）を限定発売する。
また、4月6日から「鉄道コレクション京王帝都電鉄2700系2両セット」（アイボリー）も限定発売する。
鉄道コレクションは、実物の150分の1の展示用模型で鉄道模型Nゲージの規格に準拠しており、別売りの部品を組み合わせることで走行する。
製品はライトグリーンに塗装が変更された1970年頃の編成と1965年頃に急行系列車用にアイボリーに、えんじ色の帯を巻いた編成をモデルに、京王れーるランドオリジナル商品として限定発売する。
ライトグリーンは6000セット限定、アイボリーが3000セット限定で、1セット2400円。
2700系は1953年に日本初の高抗張力鋼を使用した17m級軽量車としてデビューした。登場時はダークグリーン塗装だったが、後にライトグリーンに塗装が変更された。1963年に5000系が登場し、一部の2700系も急行系列車用としてアイボリーにエンビ色の帯が入った塗装に変更、2010系や5000系とともに当時の京王線の主力車両として活躍、1981年11月に2700系としての営業運転を終了した。
