天の川銀河の最も若いブラックホール

宇宙 科学
W49B
W49B 全 2 枚 拡大写真

NASAは2月13日、チャンドラーX線観測衛星によって撮影されたスーパーノバの遺物である、W94Bのイメージを公開した。

【画像全2枚】

このチャンドラーX線観測衛星がもたらしたデータは、極端に歪んだスーパーノバの遺物が天の川銀河で形成された最も新しいブラックホールを含んでいる可能性を示している。この遺物は物質が回転する星の回転軸に沿って、高速で放出された希少な爆発の生産物として現れている。

W49Bと呼ばれるこの遺物は約1000才で、地球から2万6000光年の位置にある。

通常、巨大な星がその燃料を失った時、星の中心地域は崩壊し、連鎖イベントを起こして新星爆発の最高潮に達する。そしてほとんどの爆発は、星間物質が全ての方向に均等に吹き飛ばされる為に対称的である。

ただし、W49Bのスーパーノバの場合は、破滅する回転する星の回転軸の付近にある物質は赤道から発する物質よりもさらに高速で放出された。星の軸から飛び出したジェットが、主に新星爆発とその遺物を形作った。

ほとんどの場合、巨大な星がスーパーノバに崩壊すると、ニュートロン・スターと呼ばれる密集した回転するコアを残す。しかしこのチャンドラーのデータの綿密な調査の結果、この遺物の中にニュートロン・スターの存在する証拠を発見することはできなかった。そうした証拠が見つからないことは、ブラックホールが形成されたことを意味している。

《河村兵衛》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

レスポンス公式TikTok

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ『エスティマ』が“走りのミニバン”として復活か…アルファードと棲み分けは
  2. 次期トヨタ『GRスープラ』はハンマーヘッド顔に!? 450ps級ハイブリッドで2027年登場の可能性
  3. ホンダ23車種、ガソリンが漏れるおそれ…6月掲載のリコール記事まとめ
  4. 【トヨタ RAV4 新型試乗】おそろしくスムーズなハイブリッド、まさに「至れり尽くせり」…中村孝仁
  5. 超小型EV「AIM EVM」、エイムが実車展示へ…エコテクノ2026
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. マツダの車載CO2回収装置、走行中の貯蔵に初成功…回収量は前回比9.6倍の804gに
  2. 7/27申込締切 【激変するインド自動車産業】政策転換とEVシフト、クイックコマースが拓く日本企業の勝機
  3. 3000アンペアの急速充電に世界初成功、電動トラックの未来を切り開く…MAN
  4. 「フィジカルAI展2026」初開催、現在地を知る!…ものづくりワールド
  5. BMW工場にヒューマノイド「Figure 03」導入…フィジカルAIで全身協調制御
ランキングをもっと見る