アリゾナで行われたオリオン宇宙船のパラシュートテスト

宇宙 エンタメ・イベント
オリオン宇宙船のパラシュート実験
オリオン宇宙船のパラシュート実験 全 4 枚 拡大写真
NASAは2月13日、2月12日にアリゾナで行われた最新のパラシュート・テストを収録したビデオを公開した。

このオリオン宇宙船の代表を務めるダミー・カプセルは2万5000フィート(約7620メートル)の高さから飛行機によって落とされ、この映像はその飛行機を追尾するC-12航空機から撮影されたもので、ダミーが飛行機から出て、飛行機の中で搭載されていたソリから離脱する様子が映し出されている。

オリオン宇宙船はより遠いところから地球の大気圏に再突入する為、そのスピードは2万マイル/時(3万2186キロメートル/時)にまで達し、宇宙飛行士達は太平洋に静かに着水する為、このパラシュートに宇宙船の減速をまかせることになる。

今回の実験では、この2万1000ポンド(9526キログラム)のカプセルは2つのメイン・パラシュートと、1つの補助パラシュートを安全な着陸に必要としたが、実際にオリオン宇宙船は3つのメイン・パラシュートと2つの補助パラシュートを装備しているので、それぞれのシステムに1つのバックアップを供給することになる。

今回のテストはオリオン宇宙船の8回目のパラシュート・テストで、次のテストは5月に行われる予定である。

《河村兵衛》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ『ライズ』がカラフルに変身!? フルーツがテーマ『ハバナ フルーティーポップ』、キャルズモーターが発売
  2. 新型取締機「JMA-520/401」に対応、セルスターがコンパクトな一体型レーダー探知機を発売
  3. 「じゃじゃ馬っぽくていい」ホンダ『ヴェゼル RS』先行公開に早くも反響! デザインと性能に注目
  4. メルセデスベンツ、EVで双方向充電を2026年から開始…新型『GLC』が第1弾
  5. 一人乗りマイクロEV「EQV-TREK」発売、355kgの軽量ボディで航続110km…107万8000円から
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る