パトカーから逃れる最中にひき逃げ、無免許運転の男逮捕

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16日午前1時30分ごろ、愛知県豊田市内の県道で、飲酒運転の疑いがあるとしてパトカーの追跡を受けていた軽乗用車が、道路を横断していた歳の男性をひき逃げする事故が起きた。男性は死亡。警察は後に30歳の男をひき逃げ容疑で逮捕している。

愛知県警・第2交通機動隊によると、同隊のパトカーが豊田市内をパトロールしていたところ、飲食店の駐車場から進出してきた軽乗用車を確認。飲酒運転の疑いがあるために停止を命じたところ、クルマはこれを無視して逃走した。

パトカーはサイレンと赤色灯を使用した状態で追跡を開始。クルマは約60km/hの速度で逃走していたが、豊田市大林町付近の県道を走行中に横断していた21歳の男性に衝突。男性は近くの病院へ収容されたが、全身強打などが原因で約4時間後に死亡している。

クルマはそのまま逃走したため、警察は死亡ひき逃げ事件として捜査を開始。目撃されたナンバーから、後に同市内に在住する30歳の男を自動車運転過失致死と道路交通法違反(ひき逃げ、無免許運転)の容疑で逮捕した。

調べに対して男は「無免許の発覚を恐れて逃げた」などと供述しており、警察では事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

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