メルセデスベンツの4ドアサルーンの頂点に立つ『Sクラス』。その次期モデルのデビュー時期が判明した。
これはダイムラーの2012年決算発表の席において、同社のディーター・ツェッチェ会長が明らかにしたもの。同会長は、次期メルセデスベンツSクラスの発表時期について、「2013年の後半」と明言している。
次期Sクラスには、「プレセーフ」の進化形をはじめ、ステアリングアシスト付きの「ディストロニックプラス」、クロストラフィックアシスト付きの「BASプラス」、「アクティブレーンキーピングアシスト」、「アダプティブハイビームアシストプラス」、「ナイトビューアシストプラス」、「アテンションアシスト」など、数々の先進の安全装備を採用。後席のシートベルトにエアバッグを内蔵した「ベルトバッグ」も装備されるもよう。
なおダイムラーは、「メルセデスベンツ2020」と呼ぶ中期戦略を掲げ、さらなる成長を目指す方針。このメルセデスベンツ2020において、次期Sクラスは戦略モデルに位置付けられる。
ダイムラーは次期Sクラスについて、「2013年の新車の中で、最重要モデルになる」と説明している。