横浜市 超小型モビリティ実証実験スタート…駐車スペース問題の洗い出しにも期待

自動車 ビジネス 企業動向
横浜市 超小型モビリティ実証実験スタート
横浜市 超小型モビリティ実証実験スタート 全 9 枚 拡大写真

2月19日に横浜市でスタートした超小型モビリティ実証実験では、貸し出し車両として日産「ニュー・モビリティ・コンセプト」が提供されている。

【画像全9枚】

日産自動車ゼロエミッション事業本部ZEV企画グループの横田暁氏は「このニュー・モビリティ・コンセプトには窓やエアコンがなかったり、グレードによってはドアがなかったりもするので、『今までのクルマとは違うよね』という意見が出てくるかもしれない」とこれまでの快適性重視の乗用車とは異なるモビリティであることを認める。

しかし、横田氏は「バイクと比べれば『誰でも安定して転ばずに走れる』とポジティブに見ることができるだろう」と述べ、何と比べるかによって評価が変化するものであると説明した。

また横田氏は、「ニュー・モビリティ・コンセプトは、小さなボディは乗りやすく便利でチョイ乗りに向いているだけでなく、一般的な1台分の駐車場スペースに3台分置くことができる省スペース性も特徴。超小型モビリティ用の車枠を設けていただければ、より普及は進むのではないか」と提言した。

今回の実験に参画している東急電鉄都市開発事業本部の東浦亮典氏は、「私鉄の各社は一時期、駅前の不法駐輪に悩まされたが、超小型モビリティにおいても皆さんが所有して駅前に乗り捨ててしまうと、自転車と同様の問題になりうる」と都市問題化の可能性を指摘。今後は「施設管理運営の規則を見直し、駅周辺設備の有効活用やシェアリングといった使い方の課題も洗い出して解決できればいいと思っている」と述べる。

超小型モビリティが移動の活性化をもたらすことへの期待は大きいが、その普及が現実のものとして見えてくると、公共交通とパーソナルモビリティの結節点となる駅とその周辺の都市計画にも影響を及ぼす可能性がある。

《北島友和》

ピックアップ

レスポンス公式TikTok

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. フォロフライの商用EV「F11VS」、3人乗りミドルルーフ仕様を受注開始…荷室高150mm拡大
  2. フィアット『トポリーノ』に2台のワンオフ、スピードスターと4シーター登場…ジウジアーロらが制作
  3. ホンダ『ステップワゴン e:HEV スパーダ』に特別仕様「ブラック エディション」、価格は418万5500円
  4. マツダの中国製EVがタイで攻勢、新型SUV『CX-6e』約580万円から発売…先行投入の『6e』は販売好調
  5. ホンダ『ヴェゼル』次期型、2028年登場か!? 次世代ハイブリッド搭載へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. EU「欧州製EV」優遇へ、産業加速法を審議---売れるEVと売れないEV
  2. 物流のAI革命「ロジスティクス4.0」の先にある商用車の新ビジネス…ローランド・ベルガー 小野塚征志氏[インタビュー]
  3. インド国産化の進め方、事業の核の築き方【インド・新自動車大国の素顔】
  4. NITTANのエンジンバルブ技術、インドで実証へ…経産省グローバルサウス事業に採択
  5. CASE革命と電動化、次世代の自動車部品
ランキングをもっと見る