1月のフィアットグループ欧州販売、パンダと500効果でAセグメント首位

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イタリアの自動車大手、フィアットグループは2月19日、1月の欧州における新車販売の結果を公表した。総販売台数は6万1010台。前年同月比は12.4%減と、引き続き落ち込んだが、Aセグメントで健闘している。

ブランド別では、主力のフィアットが前年同月比4%減の4万6899台。新型『パンダ』が、欧州Aセグメントで15.6%の市場シェアを確保。『500』も欧州Aセグメントの市場シェアを12.3%とした。フィアットによると、この2車種の合計シェアはほぼ28%となり、欧州Aセグメントで最大だという。

一方、ランチア/クライスラーは、前年同月比31.7%減の6178台。アルファロメオは、36.8%減の5638台。両ブランドともに、前年実績に対して、大幅な減少が続く。クライスラーグループ傘下のジープは、前年同月比14.5%減の1981台と後退した。

国別では、地元のイタリアが前年同月比17.6%減と、2桁のマイナス。一方、英国では前年同月比6.9%増となり、市場シェアを2.9%としているのが目を引く。

また、高級スポーツカーのフェラーリとマセラティは1月、欧州で合計278台を販売している。

《森脇稔》

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