関東運輸局、4隻の外国船舶の出航を差し止め…1月

船舶 行政

関東運輸局が1月、管内において外国船舶監督(PSC:ポートステートコントロール) を実施した外国船舶79隻のうち、重大な欠陥として是正終了まで出港を差し止める処分を行った船舶は4隻だった。

関東運輸局では、船舶の安全運航と海洋環境の保全の観点から管内の港に入港する外国船舶に対して構造・設備の状態、船員の資格等が関係する国際条約の基準に適合しているかを検査する、外国船舶監督を実施している。

欠陥を指摘された船舶は、いずれも3000トン未満の貨物船で、カンボジア船籍が2隻、ツバル船籍1隻、パナマ船籍が1隻で、各々の欠陥内容は、「衝突隔壁の腐食孔、船橋からの推進機関遠隔制御装置の故障、船首倉庫内の錨鎖管に腐食孔、非常用発電機室床面の甲板が防火構造になっていない」となっていた。

いずれも重大事故につながる欠陥と断定しての、運輸局の処断。

《平泉翔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 2人乗りの特別なトヨタ『シエンタ』登場に「日本一周したい」「こういうの欲しかったんだよ」など反響
  2. そのホイール、何年使ってる? 知られざるアルミホイールの寿命と見極め術~カスタムHOW TO~
  3. ファン必見!『ミニGSX-R』は1000台注文あれば販売される!?「鈴鹿8耐」最注目の“スズキの隠し球”
  4. 約10万円で200km以上走るEVバイク登場に「現実的な選択肢」、ベトナムから日本上陸に期待の声
  5. ダンロップのオールシーズンタイヤが安く買えるようになる?…独占禁止法の疑い
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る