ESA、小惑星の軌道修正ミッションのターゲットにディディモス小惑星を設定

宇宙 テクノロジー
AIDAミッション
AIDAミッション 全 2 枚 拡大写真

欧州宇宙機関は2月22日、小惑星の軌道をインパクトによって変えるAIDAミッションに関し、宇宙船がディディモス小惑星を最初のターゲットにすることを公表した。

ディディモスはおよそ800メートルの幅を持つ小惑星と約150メートルの幅を持つ小惑星が互いに周回し合う連星で、現在研究中のこのミッションは、2022年に小惑星が地球から1100万キロメートルに再接近する際に安全を確保するもの。

AIDAミッションは2機の小さな宇宙船を送って2つのターゲットの軌道を修正する国際的な取り組みで、一方の宇宙船が小さいほうの惑星に約6.25キロメートル毎秒のスピードで衝突、もう一方の宇宙船がその様子を記録する予定。

《河村兵衛》

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