9割のドライバーが運転支援システムに期待…ネオマーケティング調べ

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レガシィ B4 2.0GT DITアイサイト(参考画像)
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ネオマーケティングは、自動車免許を保有している全国の20代~40代の男女600人を対象に「運転に関する意識調査」を実施、その結果を発表した。

ドライバーに「運転中に事故にあった経験はありますか」と尋ねたところ47.5%と半数近くのドライバーが「事故を経験したことがある」と回答。「事故にはならなかったが危なかった(ヒヤリとした)ことがある」との回答も合わせると87.3%と、約9割のドライバーが少なくとも事故の危険があったということが明らかになった。

「事故を経験したことがある」「事故にはならなかったが危なかったことがある」と回答した524人に「最近、運転していて“危なかった・ヒヤリとした"対象を教えてください」(複数回答)と尋ねたところ、1位「飛び出してくる自転車」(55.2%)、2位「車道走行する自転車」(44.5%)と、上位は「自転車」関連となった。2011年秋から自転車も車道を走ることが義務付けられたことが影響したと考えられる。

さらに年代別で見てみると、「対向車」という回答が年代が上がるごとに高くなっていることがわかった。運転歴が長いドライバーの方が、急に右折してくる「対向車」に対して「ヒヤリ」経験が多いという結果になった。

「事故を防止する為に行っていることを教えてください」(複数回答)と尋ねたところ、男性は「細かく休憩をする」(46.7%)が1位、以下「眠気対策でガムをかむ」(41.7%)、「運転中、他のことをしない」(37.3%)という結果に。対して女性は「運転中、他のことをしない」(54.0%)が1位で、以下「細かく休憩をする」(36.0%)、「眠気対策でガムをかむ」(31.0%)となった。

なお、最近注目されている「運転支援システム付の車」を購入し防止を図っているという回答は、金額が高くすぐに導入できないこともあって、全体で3.5%となった。ただし、「事故防止の為の運転支援システムが広がることを期待しますか」(単一回答)との問いには、87.2%と約9割が「期待する」「どちらかといえば期待する」と回答している。

期待する理由としては、「人間の注意には限界があるから」や「自分の目以外で事故を防止できるなら安全性が高まるから」など感覚的になりがちな運転をシステムとして改善したいという意見、「事故を起こさないように注意深く運転しているが、もらい事故ばかりは完全には防げないから」「相手が危ない運転をしていたら抵抗できない」など相手からのもらい事故を防げるという意見などが支持の理由となっている。

また、運転支援システムに期待している人523人を対象に「運転支援システムの機能で期待するものは何ですか」(複数回答)と尋ねたところ、「ぶつからない」が94.5%で1位に。2位は「車線を外れない」(64.6%)、3位「先行車を追跡できる」(42.8%)となった。

《纐纈敏也@DAYS》

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