2013年度の業界天気、「曇り」が目立つも改善の兆し…帝国データバンク

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2013年度の業界天気予測
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帝国データバンクは、2月24日発刊の経営情報誌『TDBレポート120号業界動向2013-II』で、100業界231分野の業界動向を調査、2013年度の業界天気を予測した。

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業界天気図は、各業界の生産や販売、売り上げ、収益動向などから景況感を総合的に判断したもので、最も景気が良い状態を「快晴」とし、「晴れ」、「薄日」、「曇り」、「小雨」、「雨」、最も景気が悪い状態を「雷雨」と7段階で表した。

2013年度の業界天気予測は、「快晴」が該当分野なし、「晴れ」が総合商社や介護サービス・有料老人ホームなど9分野、「薄日」が戸建て、マンション(住宅)など40分野、「曇り」が繊維製造・紡績(繊維)、建設機械製造(建設機械)など76分野、「小雨」が地方銀行・第二地方銀行(銀行)、石油元売り・精製(石油)など59分野、「雨」が家電小売(家電)、紙・パルプなど36分野、「雷雨」が出版社・出版取次(出版・新聞)、一般電気事業者・卸電気事業者(電力・ガス)など11分野となった。

自動車製造は、2013年初からの円安継続への期待感はあるものの、エコカー補助金終了の反動減が懸念され、2012年の「晴れ」から「薄日」に1ランクダウンした。

2012年度との比較で天気が「改善」したのが32分野、「横ばい」が181分野、「悪化」は16分野。前年度から78.8%の分野が「横ばい」も、「改善」する分野数が「悪化」する分野数を上回る見通しで、2013年度天気は、「曇り」が目立つも改善の兆しが見られると予測した。

《纐纈敏也@DAYS》

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